長門実愛さんブログ引用。

【オーガズムという幻想】
ドライオーガズムという概念が広まるにつれて、
ドライオーガズム出来ないことに関する悩みや、
自分のオーガズムは浅いのではないか?とか、
もっと気持ち良く慣れるのでは?
など、射精とは違った別の悩みを抱える人が
増えてきたように思う。

それと同時に、ドライオーガズムさえ手に入れば
自分の性の悩みは何もかも解決するとか、
ドライオーガズム出来れば失神するほどの
快感を手に入れられるとか、
まるで万能薬カのような幻想を抱いている人も多い。

【女性の中イキ】
私の朧げな記憶によると女性が膣でオーガズムを
得るいわゆる中イキという概念も、
ここ2〜30年前に広まったような気がする。
それまでは女性のオーガズムというのは主に
外陰唇やクリトリスにあると思われていたはず。
当時は中イキという言葉ではなく、
Gスポットがうんぬんとか言っていたのじゃなかったかな?

気になって軽く調べたら1950年代に
キンゼイレポートというのがあり、
そこで女性のオーガズムについて発表された当時、
世間はどよめいたらしい。
それまでは女性にオーガズムや性欲はないと思われてたのだとか。

さらに、1998年女性泌尿器科医ヘレン・オコネルが
快感の源であるGスポットが尿道とヴァギナに
付随すると専門誌に発表したとある。

私の「女性の中イキ」って、ここ2〜30年では?
という記憶となんとなく一致してる気がする。

【ちょっと自分語り】
女性の中イキって、ここ2〜30年では?
と記憶しているのは、当時そういう情報が
女性誌やテレビで報道されて
「中イキ出来ない」
と悩みを持つ女性がたくさんいて、
それを相談されたり、男だとイケないけど
女相手ならイケるかも、という女性からお誘いを
受けることが多かったから。
いま思うと、男がダメだから女性と
試してみたいなんて失礼な話だし、
当時は全く素人の私に知識や
技術があるはずもないのだけど。

【情報が新たな悩みを作り出す】
そしていまも、中イキ出来ない中イキ難民や
ドライオーガズム出来ないドライ難民の為の
情報が溢れていて、ますますみんな困惑して
錯綜し彷徨っている。

男は射精だけじゃなく
乳首も感じるし中イキも出来るし
潮吹きも出来るらしい!
自分はまだ本当の快楽を知らないんじゃないか。
オレもAVみたいに白目剥いて何度もイッたりしてみたい。

その欲望に応えるがごとく新しい
サービスやコンテンツが登場する。
これって、ダイエットや脱毛などの
コンプレックス商法に似ているような気がする。

イケない自分はダメで劣っていて、
ドライオーガズムや中イキ出来れば素晴らしい
セ〇クスを手に入れることが出来る。

そんな情報を知らなければ、いままでのセ〇クスに
疑問を持つこともなく、それで満足していたはずなのにね。

【オーガズムは喜びと繋がること】
イクかいかないかより、楽しいとか嬉しいとか幸せとか
心地良いのほうが大切だと思ってる。

イクかどうかなんて結果論に過ぎないし、
結果より過程が大切なんじゃない?

オーガズムって、楽しいとか嬉しいとか幸せとか
心地良いの先にある。
イッたから満足というわけでもなく
イカないから不満足というわけでもない。
イクだけなら自分だけでも出来るけど
満たし合うのは2人じゃないと出来ないよね。

性は愛でオーガズムは喜び。
性によって満たされる喜びの先にオーガズムは在る。

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長門実愛